25年07月14日
なにもしない日
なにもしない日を、取り戻す。
気づけば私たちは、「何かしていないといけない」世界に住んでいる。
学び続ける。働き続ける。SNSを更新し続ける。
でも、山の風を感じていたらふと思う。
「ねえ、今日は“なにもしない日”でもいいんじゃない?」
最初こそ落ち着かない。
スマホを見て、何か“やること”を探そうとする。
けれど、焚き火の前でただ火を見つめているうちに、
いつのまにか自分の**“何もしないことへの罪悪感”**がほどけていく。
「何もしない」って、本当はとても豊かな行為なのだ。
木漏れ日の下で昼寝をする。
炊きたてのごはんをゆっくり味わう。
草の匂いと虫の声に耳をすます。
そして、明日なにをしようかなんて、まだ考えなくていい。
これからの時代にこそ、「なにもしない日」が必要だ。
私たちが、ひらめきを得たり、自分を取り戻したりするのは、
たいてい、何もしていないときだから。
さあ、あなたも “なにもしない日” を過ごしにきませんか。
森と蔵は、何かを生み出す前に、一度立ち止まる場所です。